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建設工事概要

更新日:2011/10/21

配置計画

屋内運動場ゾーンは屋内運動場と柔剣道場・プールで構成され、屋内運動場は地域開放時や災害時利用のバリアフリー面に配慮し、1階レベルに設置します。プールは武道場と重層化することで、限られた敷地で屋外活動スペースを確保する計画とします。またプールを屋上設置とすることにより、防犯面や近隣に対する音の影響を最小限に抑える配棟計画とします。

 

平面計画

■屋内運動場ゾーン、柔剣道場・プールゾーン
・屋内運動場のアリーナや柔貪1道場は1階レベルとし、地域開放時や災害時の避難場所としてバリアフリーに配慮します。
・柔剣道場に隣接した防災倉庫は搬出入に便利な駐車場に面して配置します。
・屋内運動場と柔剣道場の間には柔らかに光を透過する膜屋根を架けた屋外活動スペースを設け、屋内運動場と柔剣道場の一体的利用や雨天時の部活動などに活用が可能です。

 

断面計画

■屋内運動場ゾーン
・屋内運動場を平屋建て(一部2階建て)、柔剣道場とプールを重層して計画することで、全体の建物高さを低く抑え、近隣への日影や圧迫感の影響を低減します。屋内運動場の天井高さは梁下8m、柔剣道場の天井高さは4m(梁下を除く)を確保します。
・屋内運動場東側には建物建設時の残土処分を兼ねた継承の丘を設けます。継承の丘は芝生を植栽し、周囲のヒートアイランド現象を緩和します。屋内運動場と柔剣道場は建物長手方向に開口を設置し、継承の丘での蒸散効果により冷やされた冷気が建物内を通過する計画とします。
・プールは柔剣道場の屋上設置とし、近隣建物や校舎からのプライバシーを保護します。同時に周囲はRC造の壁を立ち上げ、プール内での声が屋内運動場や近隣住宅へ与える影響を少なくします。また、火災時や災害時にはプールの水を消火用水源やトイレの洗浄水として利用可能な計画とします。
・屋内運動場と柔剣道場の間は屋外活動スペースとして利用するため、膜構造の庇を設置します。光を透過させる半透明膜として明るさを確保し、雨天時でもクラブ活動などが行なえる空間づくりとします。
 

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建物の概要

施工 丸ヨ・武師特定建設工事共同企業体
工事場所 愛知県岡崎市針崎町字春咲1番2
用途地域 準工業地域
防火地域 準防火地域
その他の区域、地区等 地区計画
基準建蔽率 60%
基準容積率 200%
前面道路幅員

北側・東側:13.5m、西側:4.0m

主要用途 (建)08090 中学校
(消)7項 学校
工事種別

新築

敷地面積

全体:32,094.52m2

 学校使用地:31,582.38m2
 開放通路:512.14m2
建築面積

5,639.18m2 建蔽率:17.57%

延床面積

10,844.29m2 容積率:33.79%

建物名称構造規模建築面積(m2)延床面積(m2)
校舎棟 RC造(一部S造)4階建 2,445.470 7,866,940
屋内運動場 RC造(一部S造)2階建 2891.059 1,518.469
プール・武道場 RC造2階建 1,156.234
渡り廊下 S造 0
クラブハウス 木造平屋建 136.500 136.500
体育倉庫 木造平屋建 81.900 81.900
西側倉庫 木造平屋建 66.248 66.248
駐輪場 RC造 18.000 18.000

 

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