アーカイブ2011年1月

基礎の上に並べる土台造り

更新日:2011/01/26

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岡崎市東公園の現場と違う場所にて、基礎の上に並べる土台を造っています。

土台は保存されていましたが、修復不可能でしたので、新たに造り直します。

図面とにらみ合いながら、元々の土台と同じ寸法に合わせて、木を加工中です。

大工さんも真剣です。

 

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基礎の一番下になるベース部の型枠の中に、コンクリートを流し込んだ(打設した)写真になります。

カタツムリのようなミキサー車よりコンクリートをポンプ車に入れ、

長いホースからベース部の型枠内にコンクリートを流します。

コンクリートは、ただ単に流し込むだけですと、鉄筋の横などに空洞ができたり、型枠から溢れたり、

コンクリートが型枠内に、しっかりと詰まらないことがあります。

また、型枠を解体後、汚い仕上がりになってしまいますので、要注意です。

コンクリートは、時間が経つにつれて、どんどん固まります。

現場監督が、事前に職人さんの人数や、バイブレーターなどの道具の使い方などの作業の仕方、

コンクリートが入りづらい部分の対応の仕方などの打合せを行います。

しっかりとした計画や細かな打合せがあり、安心したベースのコンクリートが完成します。

 

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旧本多邸の基礎の形状は、布基礎になります。

1回目に、基礎の一番下の部分のベースコンクリートが完成した後に、2回目の立上りのコンクリートを造ります。

現在は、1回目の基礎の一番下の配筋(鉄の棒を加工し、組立てる)が完了し、

コンクリートを流したら、設計図の基礎の形になるように、木のパネルにて型枠を起こしました。

明日、1回目のベース部分にコンクリートを流し入れます。

 

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基礎アンカー、セット完了しました。

(柱の力を直接基礎に伝える重要な金物ですが、図面どおりに設置しました。)

そして、鉄筋を並べて、しっかりと結束し固定しています。

一部ですが、型枠も建て込み始めています。

 

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掘削工事が完了した後に、土壌処理(防蟻処理)を行いました。

土壌処理(防蟻処理)とは、簡単に言えば、"白あり"対策です。

そして、建物の基礎の位置を確実に出す為に、薄くコンクリートを打設します。

この作業を、略して『捨てコン』作業と言います。

捨てコンが完了し、コンクリートが乾いたら、建物の基礎の位置出しを行います。

 

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