漆喰塗り下地状況
更新日:2011/10/14
室内の壁の仕上げの漆喰前には、トンボを固定してから、2回の下地塗りの作業があります。
今回の写真は、1回目の下地塗り状況になります。
漆喰に『すさ』を混ぜ、時間が経ち漆喰とすさが馴染みましたら、塗り始めます。
(『すさ』とは、左官材料で乾燥による収縮キレツを防止するため入れる補強用の繊維。
)一番下の写真ですが、下地塗り後の壁の裏側の様子です。
下地材の木と木を、およそ10ミリぐらいの間隔に開けておいた理由は、
壁に塗った漆喰が、下地材の木と木の隙間から押し出され、
この状態にて固まれば、壁に漆喰が引っ掛かった状態になり、漆喰と下地の木が一体となった壁が出来上がります。