漆喰塗り下地状況
更新日:2011/10/14
室内の壁の仕上げの漆喰前には、トンボを固定してから、2回の下地塗りの作業があります。
今回の写真は、1回目の下地塗り状況になります。
漆喰に『すさ』を混ぜ、時間が経ち漆喰とすさが馴染みましたら、塗り始めます。
(『すさ』とは、左官材料で乾燥による収縮キレツを防止するため入れる補強用の繊維。
)一番下の写真ですが、下地塗り後の壁の裏側の様子です。
下地材の木と木を、およそ10ミリぐらいの間隔に開けておいた理由は、
壁に塗った漆喰が、下地材の木と木の隙間から押し出され、
この状態にて固まれば、壁に漆喰が引っ掛かった状態になり、漆喰と下地の木が一体となった壁が出来上がります。
トンボの固定
更新日:2011/10/12
トンボの固定を行っています。
よーく見ると分かりますが、麻の先と先が交わるように、固定していきます。
漆喰の割れを防ぐため、このような職人技が必要になります。
トンボ取付け
更新日:2011/10/07
1階の広間の部屋ですが、ひげもじゃもじゃになりました。
ひげは、麻を紐状にしたもので、『トンボ』と言われています。
トンボですが、しっかりと決まった間隔ではありませんが、麻の長さを考慮した間隔で、小釘にて止められています。
外部足場・解体
更新日:2011/10/05
外部足場を解体していきます。
まだ、外壁部分の仕事において、必要な足場以外は解体します。
旧本多邸の外観が、少しずつ見えてきました。
ステンドガラス取付け
更新日:2011/10/04
ステンドガラスが取り付けられました。
数十年の時間が経っていますが、色鮮やかなステンドガラスです。
しっかりと模様も分かります。