日本の伝統食品である「お麸」の製造会社。
昔ながらの手づくりにこだわり、現在は3代目と4代目が老舗の伝統を守り続けています。
私たちには、新たな工場の建設でご依頼をいただきました.
麸屋藤様の昔の工場は、いつに建てられた建物でしたか?
柵木代表:昔の工場は、昭和の時代に建てられた建物になります。昭和から平成と長い間、製麸業を営んできました。年月が経つにつれて、工場の老朽化が酷くなってきました。そして、作業をする職人さん達の動線も変わってきました。出荷量も年々増やしたことにより、製造や梱包スペースも足りなくなりました。製品倉庫に商品をストックするため、道路を横断して製品倉庫に出荷前の商品を移動していました。天気の悪い日は、商品が雨に濡れないように運ぶのが、とても大変でした。
今回、工場を移動する決断した理由を教えてください。
柵木代表:昔の工場には、お麸を焼く窯が4台ありました。現在や将来的な受注量を考慮すると、窯をもう2台増やす必要がありました。昔の工場や敷地では、どうしても仕事が手狭になってしまうので、工場の移転を考えました。
何がきっかけで、丸ヨ建設を知りましたか?
柵木代表:妻が、以前、建築関係の職場で働いていました。その時に担当していた多くの建設会社の1つに、丸ヨ建設さんがありました。担当企業は、他の建設会社もたくさんあったようです。ただ、妻が言うには、1つ1つの対応や周りの方からの建設会社の評判などを総合的に判断すると、丸ヨ建設が間違いないとのことでした。丸ヨ建設なら、私たちの要望に応えて、絶対に叶えてくれる建設会社だからと話してきましたので、丸ヨ建設に依頼することに決めました。
丸ヨ建設に依頼する際には、最初に何をされましたか?
柵木代表:とりあえず、丸ヨ建設のHPを開いて、工場ページの内容を読みました。工場ページを見ていくと、「丸ヨ建設へご相談は」の右にある「メールフォームはこちら」のボタンを押し、その画面に詳細を入力し、メールを送信しました。翌日には、私に連絡を頂き、打合せの日時を話し合いました。メールを送りましたが、対応して頂けるか少し不安がありましたが、しっかりとお電話が頂けましたので、安心しました。
丸ヨ建設の最初の打合せは、いかがでしたか?
柵木代表:初めて、丸ヨ建設に伺いました。打合室がモダンで、話し合いがしやすい雰囲気でした。営業担当者の方は初対面でしたが、会ったとたんから、たくさんのことについて聞かれました。今の既存工場での不具合、これから建てる工場の事など、たくさんの質問がありました。打合せを数回行っていくと、麸の製造から出荷までの工程の確認から、職人さん達は、どのような動線で動くのかなど、事細かに聞かれました。話し合いでも分からない時は、わざわざ工場まで来て、確認することもありました。「聞いて・見て・触って」を何回も繰り返してくれましたので、とても仕事に対しての真剣さが伝わってきました。何回ものヒアリングや現場確認を重ね、基本プランの設計図面を作成してもらいました。
基本プランの設計図面をご覧になり、いかがでしたか?
柵木代表:初めて工場の基本プランを見た時は、びっくりするほど感動しました!今の工場の不具合や、新しい工場の理想をたくさん話した内容が図面に反映されていましたから。現場まで来て頂いても、全て任せっきりでしたので、何をしているのか把握をしていませんでした。図面を眺めると、細かい機器の寸法から、私たちの動線、工場全体の使い勝手など、しつこいぐらいに細かく聞かれた理由がよく伝わってきました。その後のレイアウトの変更などにも心良く対応して頂きました。
工場の建築費については、いかがでしたか?
柵木代表:実を言いますと、工場の建築費が、最初から気になっていました。基本図面と同じらいに、工場の概算の金額を早めに提出して頂けましたので、金額の目安になり安心しました。建築金額も、ヒアリングの時にお伝えした予算の範囲内でした。建築費以外にも必要になる登記費や引っ越し費用など、私たちが予想していなかった費用も考慮してくれたことは、とても感謝しています。
丸ヨ建設と工事契約する際には、いかがでしたか?
柵木代表:図面から見積書など、私たちが分からない事に対して、全て真摯的に分かり易く説明して頂けたことが安心につながったと思います。営業担当者の方とも、出会ってから数ヶ月しか経ってもいませんが、親しく話も出来るようになったことも1つの要因だったと思います。それ以上に、私たちの工場建設に対し、とても熱意を感じましたし、「一緒に造りましょう!」と言われ、この会社に任せたいと思い契約を決めました。
営業担当者の対応は、いかがでしたか?
柵木代表:営業の方は、元現場監督でしたので、工事の順序や仕事をよく知っていました。何より、質問に対してのレスポンスがとても良かったです!元現場監督だったこともあり、変更したい部分の「出来る・出来ない」の回答がはっきりしていました。出来ない変更に対しては、出来ない理由を分かりやすく説明してくれただけでなく、新たな提案やアドバイスをしてくれました。納得のできる、とても気持ちよい打合せが出来たと思います。
工事が始まり、丸ヨ建設の現場監督の対応はいかがでしたか?
柵木代表:営業の方からの引継がしっかりなされていたのか、工場の打合せ内容は、全て分かってくれていたと思います。現場監督さんとの週に1回の打合せも、スムーズでした。若い現場監督さんですが、営業の方と同様に、分からない事に対して丁寧に説明してくれました。私たちがいつもの仕事を終えてから、新工場の打合せが始まっていましたので、夜遅くまで現場監督さんと打合せをしていました。少しも嫌な顔せず、親身に対応してくれてたことに、とても感謝しています!
打合せから新工場の完成まで約1年でしたが、いかがでしたか?
柵木代表:丸ヨ建設にメールを送信して、それから設計に約5カ月、工事が6カ月でしたが、思い返すと、とても内容の濃い1年間でした!最初に営業の方からスケジュール表を頂いたのですが、本当にその通りのスケジュールになっていました。タイトなスケジュールではなく、話し合う時間や考える時間を考慮されたスケジュールを組んで頂いていましたので、楽しく新工場建設が出来た1年間でした。本当に、ありがとうございました。
今後、工場を考えている方へ、一言お願いします!
柵木代表:丸ヨ建設さんは、お薦めの建設会社です。妻が最初から丸ヨ建設で工場を建設したいと言ったことが、この1年で実感できました!営業マンが良くても、工事契約が終われば適当に対応されたらどうしようなど、たくさん不安もあった時期もありました。でも、現場監督さんも、営業の方と同様に、建物を引き渡すまで、しっかりと対応をして頂き、丸ヨ建設で良かったと思います。是非、工場の建設は、丸ヨ建設に依頼されると後悔しない工場が出来上がると思います。
丸ヨ建設の担当者より一言
大正14年創業のお麩づくりの老舗・麩屋藤様。お麩を造り続けて4代目までの長い商売をされてこられている麩屋藤様は、長い歴史の中でも、少しも手を抜かずに、麩づくりを一心に行ってこられた証だと思います。また、今回の移転・新工場建設により、これからの新たな時代に対応するため、麩づくりに今まで以上に専念されることと思われます。日本の伝統食品を絶やさず、時代にあった麩づくりの想いは、これからも変わることがないと思います。麩屋藤様のとろーり食感の「たま麩」は、料理のおまけでなく、主役になれる商品です。「たま麩」をお見かけされた方は、是非とも、ご賞味くださいませ!
HP・・・株式会社麩屋藤